どうせ此の世は偽りばかり

双極性II型+対人恐怖症で引きこもりの「足掻き」徒然

鬱期の睡眠サイクル 睡眠について 2

不眠レベルは循環する

大鬱から復調しつつある今、記憶の新しい内に「鬱期の睡眠サイクル」について記録しておく。過去の大鬱を思い出してみても、基本的なパターンは同じ様なものなので、自分のこの先に活かせればと思う。

自分の定義する「大鬱」は精神医学会のものでなく、「冬眠症(期)」併発した鬱を「大鬱」としている。主治医との間では、「大鬱」で通っている。

「冬眠症」は自分の鬱期では重要なキーだが、ここで改めて概要は書かないので、詳細は過去ブログを参照頂ければと思う。

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不眠サイクル

①不眠(焦有    ⑦不眠(焦り有無)

  ↓                                  ↑   ↓

  ↓                  ⑥不過眠(焦り有無)    

  ↓                      ↑

   ↓             ⑤過眠

   ↓               ↑

   ↓        ④超過眠

    ↓             ↑

    ↓      ③超不眠

    ↓     ↑

    ②冬眠

  こんな感じ。縦は鬱の酷さ、横は時間のつもり。

今現在は⑥⑦行ったり来たりの中循環

各不眠期

①眠れない不安・焦燥感が非常に高い不眠。軽躁期は、ほぼこの不眠

不安感と焦燥感による疲労が、心身共に激しい

この頃からアルコールは受付ない。

軽躁期から寛解期をすっ飛ばして、いきなり冬眠するのが「大鬱」

「冬眠症」といっても夏もなる。なので冬眠前の過食はない。気温は関係なく、日照時間の方が鍵らしい。夏は脱水症状・熱中症を恐れ、家族は秋冬より大変な思いをする。幸いに、なった事はない。「体内活動が必要最低限なので、自然とガードしている形なのか?」とは医療機関の談。

今回は丸2ヶ月。例年は4~6ヶ月。ほぼ1年も経験あり。勿論中途覚醒あり。中途覚醒時には「ブドウ糖」を重点的に摂取。今回は砂糖を舐めて過ごした。

突然冬眠に入るので、周囲・家族等々被害甚大。自分はこれでいつも社会的信用を喪失。本人にとっても後々社会復帰が困難を極める

冬眠状態を無理に起こすと、意識障害を引き起こすので注意が必要。

今のところ、解決策なし

「冬眠症を如何に避けるか?」が治療の目標。

不幸中の幸いというか、薬がすっかり抜けるので、「この薬とは一生縁切れない」と言われるものでも、チャラに出来る。今回は「絶対抜けられない」と前主治医に言われていた「ランドセン」が抜けた。過去にも依存性の高い眠剤は冬眠期に抜けて、依存性の無いものに変更している。

※減薬については、医師の指導の下行って下さい。

③一日中ほぼ覚醒状態。「完徹3、4日」はザラ。脳が冴えすぎて、「キーン」とした感じ。大体「寝れずに、おかしくなりそうだから」と、ここで受診再開。(冬眠中も「受診しなくては」と思ってはいる)

身体が薬に対して「真っさら」なので、服薬は最低量でも副作用が出やすいので注意。今回も最低服薬量150mgとされているセロクエルの徐放剤を、50mg服用で副作用に苦しむ。(薬の副作用については、後日改めて書きたい)

眠剤も効きすぎ注意。

繊細な服薬調整が必要な為、主治医とのコンタクトをマメにとる。毎日欠かさず電話。1日おきに通院。なので自分はこの「超不眠期」を、大鬱からの脱却の足掛かりとしている。

通院が頻繁なので、期間的には短い。

④1日20時間以上睡眠。しかし、眠剤を安易に減らすと、また③「超不眠」に戻るので、ここも念入りなケアが必要。故に、期間的には短い。

副次効果として、③④は通院が日常業務になるので外出行為に慣れる効果あり。去年も記録を見ると、2日に1回は通院、どうかしたら毎日していた。

⑤1日12~16時間睡眠。

期間的にはある程度かかる。

この時期までは、入眠困難はなし。横になったら直ぐ睡眠。但し、昼夜は関係ないので、社会どころか家族とも接触無し。珍獣並み。

この期間に、食を戻し(味覚はまだ)、体重を増加させる。食べて直ぐ寝て過眠なので、肥満体になる。

不眠なのに過眠入眠困難で、中途覚醒率高い。中途覚醒入眠困難を繰り返しつつも、完全覚醒までの時間は長い。10~14時間睡眠。

「焦りが有る」不過眠と「焦りが無い」不過眠があり、⑥の中で小循環がある。

「鬱」の深さの自覚に大いに関係ある。当然「上向いている」時は「焦りがない不過眠」で、快方方向。揺れ戻しで「焦りがある不過眠」で、鬱は逆行(悪化)。これが「快復は一進一退」と認識させ、鬱状態に非常にナーバスになる。まだまだデリケートな状態。

(この事への過去ブログ『快復の道は行ったり来たり、つづら折り 』)

良い時はアルコール摂取可能な日が出てくる。

薬の量や種類も変わるので、通院も5日~7日間隔。医者や病院スタッフ・薬剤師の態度もかなり重要な時期。医療不信増大しやすい時期でもある。

⑦不眠も「焦り有り」と「焦り無し」で⑦の中で小循環する。

不眠でも「焦り無し」でゆったりと夜過ごせるようになると、安定・寛解の時期がみえてくる。だから余計に「焦り有り不眠」や⑥の不過眠状態に、一喜一憂しやすい。

但し、不眠から冬眠直下するので、気は抜けないというより、なかなか不安は払拭されない。矛盾しているが、不安にばかり目を向けていると、鬱を拗らすので、思考の方向は大事。「鬱」でやらかしても気にしないという心がけが必要。

(この事への過去ブログ『鬱を悪化させる思考の方向 』

⑥⑦の中で中循環しやすい。なかなか抜けられず、本人的にもかなり辛い。

家族・周囲がこの期間に、患者を焦らすのは厳禁。

 

今日はここまで。

次は「冬眠・過眠中のトラブル?」を書くつもりだ。

不眠サイクルは循環する。

不安は逆効果だが、油断出来ない。

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猫は1日の大半を寝ているから「寝子」

◇◇◇    ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇

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加味逍遥散料、大寒期間中は欠かさず飲むことにするか。

手抜自律訓練法でも結構効果あった。疲れた時はそれでも良いかもしれない。

今朝は猫目覚しを1時間も掛けっぱなしにしてしまった。でもお陰で起きられたのだろう。

ネスタ2mg、ベルソムラ1/3錠5mgで今週は決めようか。

        (薬の自己調整許可あり)

          2019(平成31)年1月20日(日)

☆☆☆   追記   ☆☆☆  1/24

(大鬱でない『「鬱期」の睡眠サイクル』の記事 ↓↓↓↓

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