眠気と鬱
眠たいと不安
二度寝
6時に覚醒したが、どうも眠たい。第一朝早く起きる必要もない。そう思い、そのまま目を瞑ってうつらうつらした。睡眠アプリではほぼ覚醒状態でさざ波打っている。
微睡みつつも7時半に起きて、猫に餌をやり、自分も朝食を食べた。が、兎に角眠い。今にもぐずぐずに溶けて崩れそうな位に眠たい。
昨晩ベルソムラを2.5mg増やしたからか?
もしかして鬱落下か?
不安がよぎる。自分の心や身体に目を向けて、確認するも鬱ではないよな。
ただ、何日かおきにどっぷり眠りたくなるのは何故なのか?
「鬱悪化ではない」と何度も自分の脳と心に言い聞かせつつ、寝る事にした。
悩んでる間は睡眠アプリで確認すると1時間。
もっと長く悩んでいた気がするが、飯を食ってそんなものだったのか。
二度寝は直ぐに深い睡眠に落ちている。それほど身体が眠かったのか。こういう事を確認するのに、睡眠アプリはなかなかに有効。
結局2時間半寝た。1時間中途覚醒したと考えれば12時間睡眠。
それなりに過眠だが、今、頭と身体はすっきり覚醒しているし、鬱悪化の兆しも無い。一安心。
日中の「眠気」は怖い
自分の場合、鬱のメイン症状が過眠だから、日中の眠気は鬱悪化かと不安になる。
そういいつつ、夜は眠気がこない事を不満に思うのだから勝手ではある。
だが夜の眠気は健康の証であり、日中の眠気は鬱悪化の兆しの事が多い。だから起床後の眠気が怖い。
軽躁よりは、やや鬱っぽい状態で安定するのが、自分は1番よい。だが、鬱はやはり嫌だ。鬱のあの無気力、捨て鉢な気持ち、セルフネグレクト、自己否定に自己嫌悪…… 鬱状態では、何もしないといっても辛いものだ。
偶に「鬱の治療中は何もしないから、楽」という偏見にお目にかかるが、何もしなくてよいのではなく、何も出来ないというのが正しい。そして心情は酷いものだ。その心情の酷さを経験したら、偏見の軽口はなくなるのではと思う程だ。
だから、眠気がすると「鬱」かと不安に落ちる。
眠いと怖いなんて、なんて酷いんだ。鬱。
睡眠負債
睡眠負債という言葉を最近よく聞く。自分は8時間程度の睡眠では足りないのだろうか? この5日程普通に起床を続けたら、どっぷり10何時間も寝たくなるのは、睡眠負債が溜まっているからか?
自分の睡眠ゲージが一杯になるまで眠らないといけないシステムか?
負債というより、自分の眠気は日々メーターが減っていき、切れる前に睡眠タンクを満タンにする車のガソリンの様なイメージだ。
日々減っていく睡眠ゲージ。たとえ毎日8時間寝ていたとしても目減りするゲージ。鬱はこれほど厄介だ。
本日の落ち処
日中眠気がすると、鬱悪化かと怯える。
過眠は鬱のメイン症状だからだ。
睡眠負債ならぬ睡眠タンク。きちんと睡眠確保していても定期的に訪れる過眠。
あがらいようもなく、沼に引きずられ沈んでいく様な過眠。
眠気がすると、不安になる。
鬱は、酷く辛い暗い闇だ。
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ベルソムラはやはり7.5mgにしておこう。5mgまで減らせると良いが、今は入眠を優先する。
ドグマチールは午前100mg、夕方50mg。
加味逍遥散料は朝晩2服、白虎加人参湯は食前3服。
夕食後にデジレル25mg。
就寝前はセロクエル・ルネスタ3mg・ベルソムラ7.5mg・吸引。
(薬の自己調整許可あり)
2019(平成31)年5月16日(木)