どうせ此の世は偽りばかり

双極性II型+対人恐怖症で引きこもりの「足掻き」徒然

睡眠薬の問題点 睡眠について6

効き目をば 普段は感じず いるものを

                           ないと思えば 眠れぬ薬

睡眠薬の調整は慎重に

先日、睡眠薬について投稿したが、薬効についてはあまり触れなかったので、今回はそれらについて書く。

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依存性

今服薬しているルネスタは苦い。だから、味のしないロヒプノールブロチゾラムについて、主治医に訊いた。

ロヒプノールは強度?の不眠症患者への処方薬ゆえ、無味無臭だ。だが、アメリカで使用禁止になったとかで(主治医談)、処方されない。それと依存性が高い。

薬の自己調整が出来る自分には「短期的に効果を狙って処方してもよい」と主治医に言われたが、冬眠症で綺麗さっぱりお別れした経緯があるのでやめた。バリバリ服用していた時期もあるのだが、依存性が高いのだ。

この先、処方されなくなる薬に依存したくないし、そもそもどんな薬でも依存はゴメンだ。ブロチゾラムは入眠特化型(短期型睡眠薬)だが、依存性が高い。

今服用中のベルソムラが唯一?依存性がないとされている。だが、ベルソムラは自分は過眠になる。

不眠は辛いが、過眠は社会生活を送る上では非常に困る。

ロゼレムも依存性は無いが、さっぱり効かなかったので辞めた。

抗うつ薬の誘眠作用

睡眠薬は2種類しか処方できない。

(色々HPあるが、図がわかりやすかったので、こちらを貼らせて頂く)  

抗うつ薬と抗精神病薬の制限など(平成28年度診療報酬改定) | COMHBO地域精神保健福祉機構』

そこで自分の場合、向精神薬の「眠気」を利用する戦略を採っている。

セロクエルデジレルも、就寝前に睡眠薬とともに纏めて飲む

入院中、自分が「服用は1日1回、就寝前だけ」と知って、他の患者は驚いていた。

それ位、「睡眠」に必死だ。

これは、薬の飲み忘れを防ぐという効果もある。全部の薬を同時に一度で飲むのだから、服薬管理しやすい。

問題点

  1. 一度で全ての薬を飲むのだから、服用が出来なかったら、薬の有効血中濃度が急激に下がる。
  2. うつ状態を見極め、適度な減薬等調整しないと、躁転に繋がる。

①例えば、1日2回セロクエルを分けて服薬すれば、効果持続濃度でなくとも、少しは薬の作用に期待できる。

例えばセロクエル200mgとして、朝100mg・夜100mgだと、夜に飲まなくても、1日あたり100mgは飲んでいる。これが就寝前1度で200mgだと、0が有り得る。

抗うつ薬躁転を引き起こす

これは双極性障害ならではの苦労だ。

今は鬱が酷いので、眠剤としての効果に期待してデジレルドグマチールの2種類、抗うつ薬を飲んでいる。うつが軽減しだしたら、これらを減薬・中止しないと、軽躁転してしまう。

なので、自分のうつを把握し、主治医にきちんと説明しなくてはならない。

因みにネスタうつ病不眠に効果的睡眠薬なので、睡眠薬自体を変えることも検討しなくてはならない。

本日の落ち処

睡眠障害精神疾患と切り離せない

だから精神疾患者は、睡眠薬と切れない

切れないながら、微妙な調整が重要だ。

主治医と連携して、睡眠薬と上手くつきあう事が大事

半目を開けて、爆睡する猫「このお顔でイビキをかいいます」撮影者がコメント
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12時間半睡眠時の睡眠グラフ
ベルソムラ、1/4錠でいいんじゃないか?眠れなくなるか?

そろそろ過眠を脱したい。日によって「眠れない!」と焦ったり、諦めの境地だったり落ち着かない。そんなものか?

ネスタ2mgとベルソムラ。

デジレルドグマチール眠剤として就寝前に服用。

加味逍遥散料は夕食前のみ。白虎加人参湯は今日は2服(ーー;)

                   (薬の自己調整許可あり)

            2019(平成31)年2月6日(水)

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