「ヨガの呼吸法」効果
呼吸法は健康の基本
昨日、TBS『名医のTHE太鼓判 冬の高血圧』を終盤だけ観た。
安静時心拍数を測って、リスクを警鐘し、改善策として取り入れ易いものを紹介するという、健康番組にありがちなパターン展開。
脳出血などのリスクを軽減する呼吸法が最後に紹介された。
ヨガの呼吸法
4秒吸って、止めて、8秒吐くだったか(うろ覚え(・_・;
これはヨガの呼吸法と同じだ。TV番組では前傾姿勢で吸っていたが、前傾するのは肋骨周辺への緊張を緩和し、肺を大きく膨らませる為だろう。
(ヨガの過去記事『精神疾患へのヨガの効果 』)
ヨガは呼吸が大事(スポーツも呼吸が大事)で、色々な呼吸法があるが、基本は吸った後、息を止めることが重要で、吸う時間の倍かけて吐く。
自分が通っているヨガ教室では最後に陰陽の呼吸法(ハタ呼吸)で終わる。
陰陽とは如何にもアジアチックな考え方だが、人間の体内は陰気と陽気があり、そのバランスを呼吸で整える。
要は、左鼻だけで吸い、止めた後右鼻から吐く。次に右鼻から吸い、止めて左鼻から吐くというだけだ。
実はこれ、鼻づまりに効く。年中鼻炎持ちの自分が言うのだから、間違いない。
因みに、本にもそう記載されている。
瞑想する前に
集中したいときに
鼻がつまってるときに
引用:『きほんのヨガ』日本文芸社刊
中途覚醒のリスク
番組では「中途覚醒が多いと、緊張が抜けず、脈拍が早く、危険」と言う事だった。
ということは、睡眠障害で苦しみ、中途覚醒に悩む自分や多くの精神疾患者はリスクが高いということか。
どれだけ、精神疾患者は、リスクを抱えれば済むのか。
中途覚醒時に効果的なヨガを習った。
効果抜群。眠剤追加して眠れなくても、ヨガで入眠出来ている。
横になったまま目を閉じ、頭の高さ右斜めで両手を組み押し合う。アイソメトリックと同じく全力の力で押し合う。息を吐きながら、左斜め前に組んだ両手を移動する。目は閉じたまま、その動きを観る。
イラストが描けないので、分かり辛いが、力を入れた両手を左右に動かすだけ。呼吸を止めない事が大事で、ハニービー音(ブーという音)を唇で鳴らしつつ息を吐けば、呼吸を止めることはない。
今のところ百発百中。
速効性に欠けるヨガとしては、珍しく効果がすぐに実感できる。
この呼吸法は一瞬の高い集中力を伴うので、疲れからか、他に考えられなくなるからか、その後の中途覚醒は無い。
男性OK! コースが豊富で、ハタヨガもあります。体験レッスン受けてみてもよいかも
非科学的か?
脳神経外科の医者は整骨院に否定的だった。理由は「科学的で無いから」
だが鍼灸は東大大学病院でも実施・研究されている。東洋医学の4,000年の歴史は無視出来ない。
「西洋医学の一線にいる医者が呼吸法を推奨」するのを、東洋医学懐疑的な医者はどう思うのだろう?
自律訓練法だって、突き詰めれば呼吸法だ。
今や、精神科でも漢方薬処方するし(自分の2種服用している)。
西洋・東洋、それぞれ補い合っていけばよいのではと思うのだが。
全く効果が得られないなら、4,000年も続いてないと思うのだが、どうだろう。
本日の落ち処
ヨガの呼吸法は病気予防に効果的
血圧系の疾患予防の為にも、積極的に取り入れよう。
健康維持の為に、呼吸法は重要
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過眠はベルソムラのせいか?
相変わらず夢見が悪くて、起きたそばから疲れる……
夕食後にドグマチール
吸引も忘れずに
(薬の自己調整許可あり)
2019(平成31)年2月5日(火)