どうせ此の世は偽りばかり

双極性II型+対人恐怖症で引きこもりの「足掻き」徒然

精神疾患へのヨガの効果

上を向くと、気分の降下を防げる

 

4ヶ月振りにヨガ教室へ行った。

9月に10月からの6ヶ月コースに申し込んだ後、大鬱になったので、いきなり3ヶ月行っていないというのは、かなりのハードルではある。

ただ、自分はヨガでインストラクターや受講者と直接的交流をしないので、他の趣味へ久し振りに行くのよりは弱冠ハードルが低い。

真っさらな受講カードを受け取った受付の人がどう思うか。

顔の覚えはある他の受講者から、顰蹙だと思われるのではないか?

「具合が悪かったのか?」など話しかけてこないか?

という2点を「気にしない」と言い聞かせ、メリットだけを考えて行動する。

2日前の趣味の練習へ行ったことを思えば、かなりマシだ。

(参考までに、記事はこちら『社会復帰への第一歩』 )

 

ヨガを始めたのは、入院中に「治療プログラム」として強制的にやらされてからだ

寝ていようが、「他人と一緒が怖い」と訴えようが、問答無用だった。

作業療法士がヨガインストラクターの有資格者であり、その病院では「ヨガは精神疾患に効果的」と積極的に治療の一環として取り入れていた。当時は精神疾患治療にヨガを取り入れている病院は他にはないという事だったが現在はどうなのだろうか?

その病院では「ショートケア」としてもヨガがあり、保険適応で自立支援も使えるから、医学的にも効果は認められているということだろう。

呼吸を楽にする為にマスクを外す。出来れば靴下を脱ぐのが望ましい。毎回最初に言われるが、別に強制はされない。

マスクも靴下も外界への防壁

急性期病棟の患者相手だから、立ったり床に座ったりなどしない。

背もたれや肘掛もしっかりとした、安定した1人掛けの椅子に各自座って、ポーズをとる。筋肉や体力も衰えた患者が殆どだろうから、無理なポーズはしない。

週に2回、午前中に行われる。

 

入院した病院は、急性期病棟(完全閉鎖)・長期入院者(1年以上)病棟、半開放病棟開放病棟デイケア・ショートケアとあり、それぞれでヨガの難易度?が異なる。

自分は急性期病棟から開放病棟へ移り、そのままショートケアも考えていたので、3つのレベルのヨガを経験した。

ショートケアでのヨガと一般(病院外)のヨガは、ほぼ変わらない。男女の比率と、ナイーブな話(ヨガで「生殖器」は重要で、よくインストラクターが話題として触れる)がないことぐらいか。騒音や光等環境に敏感である人が多いので、そこも気にはされていた印象がある。あとは服装。まあ病院だから(でも結構大事、外に出てみて実感)。

病院では男性が多いが、一般(病院外)では女性が多い。ヨガスタジオによっては男子禁制、男性は女性同伴のみOKという所もある程だ。片岡鶴太郎がヨガにハマっているとか、TVや雑誌等では男性インストラクターも多く露出するが、自分の周りで実際男性を見かける事は少ない。病院での経験で、かなりの男性がヨガの効果を実感し、積極的に取組むのをみているので、この一般社会での男女逆転には色々思わないではない。彼らに訊くと、動画をみたりしてやっている様だ。

 

LAVAは男性OK!  の店舗もあるし、毎日通っても大丈夫。

体験レッスン受けてみてもよいと思う。

 上を向くポーズをしながら、落ち込んだりは出来ない

両腕を真っ直ぐ上に挙げ、顎を上げ、首から上を見上げるポーズがある。

まだ閉鎖病棟中の時、インストラクターの作業療法士に訊いてみた。

「何故このポーズをいつもやるのか?」

答えは簡単だった。

朝から上を向けば、見上げたまま深呼吸すれば、落ち込んだり、悪い事ばかり考えたりしないから」

たったそれだけ。だが自分にはストンとくるものがあった。

それからヨガに前向きに取組む様になった。

 

自分を鑑みても、鬱の時、上を見上げたりしない。

視線を何かで上に向ける事はあっても、顎を上げて、首からしっかり上を見上げる事は無い。

加えて、深呼吸自体しない。思いも浮かばない。

鬱の状態が悪い時、深呼吸は難しい。

多分、意識を自分に向けて無いといけないからではないか?

それと少しの集中力。

 

誰だって、不安だったり緊張したりした時、よく言うではないか。

「大きく息をして」「深呼吸して」

リラックスには深呼吸。

きっと脳に酸素が足りていないのだ。

 

精神が落ち込んでいる時、やらない行動2つ。

上を見上げる。深呼吸する。

だからヨガは、疲れた脳に、弱った心に効果的。

上を向いて深呼吸するから、ヨガは精神疾患に効果的

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昨夜、薬を服用する時にルネスタ2mgが薬袋に無い。

前日夜中に追加した際にでも呆けてゴミ袋に捨てたのかと、真っ青になって漁るもない。仕分されたどの薬袋にも無く、改めてゴミ袋からゴミを一つ一つ取り出しても無い。「2mg処方されたのは夢?」と精神疾患だから可能性として考えるも、きちんとこのブログには2mgと書いている。夢では無い。じゃあ何処に?

とりあえず1mg錠を数えれば、2錠飲んだとして、ギリギリ次の診察日には間に合う。最悪それだと思いつつも、やっぱり薬の管理も出来てない自を責め立てて、自己嫌悪から鬱悪化のパターンに陥る恐怖に慄く。

確認の為に開けた家族のサプリメント保管箱に見つけた時は、安心というか、気が抜けた。そんな所に何故自分が入れたのか、さっぱり覚えがないが、そこは追求しないことにする。ちょっと薬の事件だったので、記録として書いておく。

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23時45分。ルネスタ2mg服用したのに、今晩も入眠出来ない。1mg追加しながら、最近3mgが続いている事に不安に思う。次の診察日で相談するか。

追加しても眠れないので、ベルソムラ2/3錠にすべきだったかと思うが、ベルソムラ追加は怖くて出来ない。

「横になったら5秒で寝る」と言っていたヨガインストラクターが羨ましい。そんな日が自分に訪れることはあるのだろうか……

         (薬の自己調整許可あり)

          2019(平成31)年1月12日(土)

☆☆☆   追記   ☆☆☆

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