主治医との信頼関係2
ばかし合うのも信頼あってこそ
薬に対しての自分の不安や、要望をしっかり聞いてから、力強く?処方してくれるので助かるし、頼りになる。
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kameneko.hateblo.jp
頼りない医者は信頼できない
最初の主治医は、優しく穏やかで、話をよく聴いてくれた。その反面、頼りなかった。自分の性格を理解してくれたが「頼りない」感じの所為で、信頼感は持てなかった。
「信頼」とは「信じる」と「頼る」だから、頼りない医者は信頼出来ない。
せいぜい「悪くない」医者・「話を聞いてくれるだけ」の医者。
鬱が酷ければ、判断力は低下しているから、自分では決められない。決定力がある医者でないと、治療方針が立たない。
躁だと、正常な判断が出来ないから、医者が冷静かつ強く出ないと、治療にならない。
医者は患者の舵取りが求められる。毅然とした決断力と、鋭敏な観察力。加えて、適度に温かな抱擁力。
今は鬱だから、主治医が「減らします」「やめます」と力強く断言し、処方変更するのが、頼もしく、安心もする。
言わない事、認める事
診療で「夕食後1錠ですね」と確認したのに、薬局では2倍貰った。薬剤師に確認すると「一度に2錠飲んでも良いと記載されてました」と答える。「あぁ、主治医が配慮してくれたのだなぁ」と寄せてくれる信頼に嬉しくなる。
過眠解消の為、ベルソムラはやめた。
「変わりにロゼレムは?」と尋ねると、「飲まないでいいでしょう」とキッパリ主治医は答える。そのくせ、「4日分だけ(次の診察日は8日後)ベルソムラ、出しときましょうか?念のため」と不安を見透かして、自己調整分として、処方してくれる。
実はベルソムラは1/3錠しか飲まないので、4日分とは12日分だ。しかもまだ手元に5錠ある。いわば1ヶ月分は所持することになる。
実は、主治医は患者がどれだけ薬を余分に持っているか、キッチリ把握している。「飲み忘れがなかったか?」は必ず訊かれるし、「じゃあ◯錠は手元にあって、診察は△日後だから、◇錠出しときます」と言う位に、薬に厳しい。
そう、主治医は知っているのだ。自分が1/3錠しか飲んでいないのを。自分が余分に薬を持っている事を。
それを言わないのは何故なのか?
自分から「◯錠手元にあります」と言うのを待っているのか?
「◯錠あるけど、今回も貰えて安心です」と言うのを待っているのか?
言ったら「自己申告が出来た」と症状?態度?の改善が観られるとカルテに記入するのか?
そんな事を考えながら、ただ頷く。
主治医はそんな自分に気がついているようだったが、特には何も言わず、目が合った。
キツネとタヌキの化かし合いのようだ。
主治医は、いつか自分から申告するのを待っている。
自分は、主治医が待っている事を感じながらも何も言わない。
本日の落ち処
主治医が待ってくれるのは、信頼の証だ。
言わない事を許容しつつ、先に信頼を見せてくれる。
言わずとも倍量の薬を処方し、飲む必要のない薬を「安心感の為」に処方して。
もともと、過剰服薬はしない人間だが、主治医からの信頼を裏切りたくは無い。
化かし合うのも信頼関係があってこそ。
信頼するのは、お互い様
一緒に疾病を乗り越えていく
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久しぶりに午前中の時間があった。
加味逍遥散料は夕食前。白虎加人参湯が毎食前服用。
(薬の自己調整許可あり)
2019(平成31)年2月8日(金)