医師への信頼と診察態度
説明態度が、医師の信頼性の鍵
※薬剤の効果については、あくまでも自分個人に対するものです。このブログを読んでの自己判断は避けて下さい。
眠剤が効かない。
多くの精神疾患者にとって、睡眠障害は切実な問題ではないかと思うが、自分も例に漏れず、眠剤の世話になっている。
入眠に至る時間が長い程、睡眠満足度は減るし、薬への不満も覚える。
今、自分が服用しているのは、ベルソムラとルネスタだ。
薬の説明書にはベルソムラは「入眠を促す薬です」と先頭に記載がある。
2薬の合わせ技なので、断言は出来ないが、ベルソムラに催眠作用は感じない。
覚醒を妨げ、睡眠を持続する作用の方が強い印象だ。
自分は過眠した経験があるので、なるべくベルソムラは少量にしたい。
ルネスタは、「入眠困難」を強く訴えた際に処方された薬だが、大鬱からの快復期の今、あまり効果を感じない。
思い返せば、入院中の追加薬はブロチゾラムだった。服用後、入眠し辛かった記憶はない。診察時に忘れずに訊くようメモして臨んだ。
5日にやや鬱化した際、寒気団が降りてきた影響もあるかと思い、溜め薬していた加味逍遥散料を服用した。この漢方薬は自律神経を整えるもので、今回のような気温変動により傾いた精神を少しでも和らげられないかと思ったのだ。
何とか下方する精神が落下し続けなかったので、もう少し服用したいと思うが、もう手持ちが無い。それと、この漢方薬は血液検査の結果次第では処方されない。副作用が強く、漢方だから全身症状として出る。12月の血液検査結果が微妙だった自分が、服用して良いかも気になった。
薬の自己調整は助かるが、危険な面もある。
主治医への経過説明は重要だし、不測の事態の対応を確保しておく必要もある。
主治医と患者、双方の信頼があってこそのものだ。
先ずは加味逍遥散料を服用した経緯等を伝える。
- 鬱化した事
- 自分の考える鬱化の要因
- この薬が鬱を下支えしたのではと感じるている事
- 血液検査結果から感じる不安
- 常用の必要性は感じない事
- 先々鬱化した際に服用出来るよう、所持しておきたい事
主治医は拙い説明を遮る事なく、適度に相槌を挟みながら、必要な事はカルテに打ちつつも此方を見ながら傾聴している。聞き終えると、的確に説明する。
- 季節的かつ限定的に使用する患者もいる事
- 検査結果からは今回の服用は問題ない事
- 下支えを感じられた事が、最も重要な事
- 副作用について
- 2ヶ月後に血液検査が必要な事
- 1日の最大服用回数
- 最大服用量として10日分で良いかの確認
自分が納得し、満足したのを確認し、次の薬の話題に移る。1剤1剤同じ様に自分が納得するまで問答を繰り返す。
ベルソムラが入眠悪いという事も否定しない。
自分には継続性に優れているのかもしれないという自分の考えを肯定されると、自分自身を肯定された様で、少し声に張りが出る。自分の背中を押されている様な気すらしてくる。
睡眠剤は2剤までの制限があるから、ルネスタとブロチゾラムどちらかしか処方出来ない。入院中は即対応出来るから、薬の自由度が高い。
ブロチゾラムはやはり入眠特化型らしい（正確には「短時間型睡眠剤」）。
ただし「クセ」になりやすい。
入眠時が気になるなら、ブロチゾラムを今だけ限定的に服用するという事も良いだろう。「習慣性」の不安がどうしても強ければルネスタ。どちらでもよいが？
と選択権を与えてくれる。
即決出来なければ、それぞれのメリット・デメリット、「習慣性」と短期間使用についてなどなど丁寧に此方の様子を確認しながら、説明する手間を省かない。決断を急かせる事もない。決断出来そうでなければ、同意を取りつつ決めてくれる。
こう書いていると、のんべんだらりと時間を取っている様だが、15分ぐらいの時間だ。短くも丁寧で説明労力を惜しまない。患者を除け者にしない。
主治医と話をするだけで、少し精神が上を向く。
主治医のこの説明力が、信頼度を増す。
結局、ベルソムラとルネスタでいくことにして、何も言わずとも自己調整分まで処方箋に記載されていた。ベルソムラは1.3倍、ルネスタは3倍まで自分の状態で裁量出来る。
主治医の自分への信頼も嬉しい。
薬を増加させたので、次の診療予約は1週間後に決めた。
これもあたかも自分で決めたかのように、だが主導するのは主治医の力量だ。
主治医の説明態度が、患者からの信頼を左右する
信頼の形(=^x^=)
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ベルソムラ2/3錠・ルネスタ2mg、今日まで加味逍遥散料服用でいってみよう。
（薬の自己調整許可あり）
2019（平成31）年1月8日（火）
☆☆☆ 追記 ☆☆☆
（主治医との信頼関係の記事 ↓↓↓↓↓）
