ペットの老い
理科学かペットか?
老猫の本を買う
ハチワレは8歳になるし、キジシロも6歳だから、そろそろ老猫の扱いの本でも買うかと、本屋に行った。
本屋に置いてあるかを先ずは調べておこうと、検索すると、在庫が一冊あったのだが、分類が理工学だ。
成る程確かに、「猫の老い」は生物学だろう。だが、一般的にペットコーナーを探すんじゃないか?
一応「猫の飼い方」コーナーに行って見たが無かった。理工の棚にあった。
サイエンスのシリーズものだからか?
理解はするが、やはり「ペット」コーナーにあってよい。
若いペットしか飼わない
可愛いからとかの理由で、子猫や成猫でも若い子が人気だ。
もちろん可愛いと自分も思う。
今「猫ブーム」だが、「ブーム」というのは危ない。
ブームに乗る為、流行に遅れない為、ブームだからという理由だけで飼う輩がいるからだ。
ブームに便乗して飼って、一緒に時を過ごす素晴らしさを知って、猫好きになる人がいるのはよい。
だが、猫も生き物。自分達人間と同様歳を取る。
子猫はあっという間に人間をおいて老いる。
老いれば、当然手もかかる。
そこで捨てるアホ・バカがいるそうな。
若い、可愛い盛り(歳とっても可愛い)だけしか、良さを理解出来ないバカ。
猫ブームの陰で、大量の猫が捨てられ、殺処分される現実。
ペット書籍コーナー
ペット書籍は、子猫や「初めて」飼う人向けだけでなく、老猫(老ペット)の本も置くべきだ。少しでも目に触れる機会を多くする事は大事だ。
「歳を取る」という事を無意識に脳へインプットするのだ。
意識づけ・啓発にもなる。
本屋にそこまで求めるなって?
常識的思考を持っていたら、ペットコーナーに行こうと思わないか?
ペットは人生を教える
大概ペットは人間より寿命が短い。
可愛い赤にゃんは、あっという間に自分を追い越して、爺婆猫になっていく。
ペットを飼う事で「優しい、感受性が育つ」なら、責任も教えたい。最期まで面倒を見る事で、「老いとはどういう事か」「命とは」を実感出来る。
「老人には思いやりを持って親切に」などと言うより、効果百倍。
自分の生き方への指標になる事だって可能だ。別に哲学の領域まで踏み込まなくていい。
「命」の在りように気づくのが、ペットを飼うことの醍醐味ではないだろうか。
本日の落ち処
本屋は「ペットの老い」に関する本も置くべきだ。
ペットは無機物でできた玩具ではない。
ペットを飼うという事は、命を飼う事であり、生き方の学びでもある。
ペットブームだからと、飼ったなら、最期まで責任を全うするがルールだ。
ペットは自分の歳を通り過ぎて、老いて行く。
老ペットの飼い方本が、もっと多く出回ると、ペット社会の在り様も変わる。
歳とったからと、捨てるな。
ペットの「老い」関連の充実を期待する
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ここ1週間、鬱ながら安定している。このまま軽躁にも悪化もせずに、過ごせたらよいと思う。油断は禁物だから、通院は変わらず1週間後。次週まで安定していたら、通院間隔を考えよう。
「ドグマチール、思いついた時に服用」を「良いですね!」という医者は、そうそういないのではないか?
加味逍遥散料は朝晩2服、白虎加人参湯は毎食前3服。ドグマチールは思いついた時。
昨晩は久し振りにルネスタ計3mg服用。必要な時には飲む事大事と、主治医には言われる。悪い方に考え過ぎないようにしよう。
(薬の自己調整許可あり)
2019(平成31)年4月3日(水)