鬱のツボ
鬱のツボ押し
日頃のツボ押し
日に一回は押すツボがある。
肘の内側、手先側。ここは「鬱のツボ」だ。
だから鬱時には、何度となくよく押している。
ツボは硬く、押すと痛い時が対象部位が悪いと聞く。鬱だから、いつも硬く主張している。押せば痛い。
鬱のツボ
正確には肩コリのツボだそうだ。直近の入院で、マッサージの作業療法中に「ここが鬱のツボだ」と自分が言うと「それは鬱でなく、肩こりのツボだ」と看護士と作業療法士に訂正された。
鬱だと身体も心も常に緊張状態だから、肩がこる。だから前主治医は「鬱のツボ」だと言ったのだろう。
この「鬱のツボ」は前主治医が、鬱で疲労困憊な時、診療中に「ここ痛いでしょう。鬱のツボだからね、自分でも押すとよいよ」とツボ押ししてくれたのだ。薬もそうだが、なんでも「思い込む」という事は大事な事で、それ以来自分は鬱時にこのツボを押す。押すと、信頼出来る主治医の優しく包み込む様な、眼差しと診察態度を思い出す。鬱を乗り切るのだという気がしてくる。結構な数の精神科医と接しているが、前主治医が診察時に、1番患者との距離が近く、親身だった。
訳あって主治医が変わったが、今でも前主治医との診察を思い出し、双極の波乗りをしている。心の支えの様な存在だ。
医者も年取る
どんなに信頼出来るよい精神科医であっても、年齢による退職は免れない。双極性障害は、生涯コントロールしないといけないので、精神科医とのつきあいは長期間に及ぶ。医者が変わる事は避けられないのだ。
だから、よい医者とのやりとりを思い出しつつ、それを参考にその後の年月を過ごす。
泣く事も出来ないほど酷い鬱と労働環境の中、やってこれたのは前主治医のおかげだ。自分にとっては間違いなく名医で、1番信頼している。
だから、今の主治医との診察を比べる事はなく、どう言われただろうか?と1人ロールプレイングしてみたりする。
今の主治医は自分の前主治医への信頼と今でもそれをベースに受診している事を十分理解している。それを否定せず、診察する今の主治医だってよい医者だ。
できれば今の主治医で最後にしたい。お互いの年齢を考えると、そうはいかないだろうが願っている。
ツボ押ししながら考察
鬱のツボを押しながら、押してくれた前主治医の温かな手を思い出し、診察を思い描き、自問自答して自分を考察している。双極性障害にとって自分の行動を振り返る事は、予後に効く。認知行動療法の第1段階でもある。
鬱のツボを押す時間は、認知行動療法の時間でもある。自分を分析して、今後に繋げる大事な時間。集団療法に向かない自分には、1人でするこの時間は、気持ちを落ち着ける効果もある。
本日の落ち処
鬱のツボを押す。
肩こりのツボというより、「鬱のツボ」と思って押す方が、自分には効果があるし、「鬱に効く」と思って押している。
ツボ押しは、自分を考察する認知行動療法の時間でもある。
良い医者に巡り会えた事を感謝しつつ、今の主治医とも良好な関係を保っていきたい。
誰が何と言おうと、「鬱のツボ」だ。
ツボ押しして鬱を乗り切る。今後に活かす。
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夜中にアローゼン効果がでた。何もこんな時間にと思うが仕方ない。
何となくぼんやりしている時は、本を読むなど静的な事より、ちょっとした事でも体を動かした方が行動活性化になる。
服の片付けをして、ブログを書いたおかげで、布団に倒れ込まずに済んだ。本を読むだけではダメだったな。きっと。
加味逍遥散料朝晩2服、白虎加人参湯は食前3服。夜、デジレル25mg。
就寝前はセロクエル・ルネスタ3mg・ベルソムラ5mg。今日まで?吸引。
(薬の自己調整許可あり)
2019(平成31)年5月29日(水)