ゲストハウス宿泊録
凄いぞ、ゲストハウス
経緯
急な出張、土日を含む。予算内のホテルは既に満杯(自腹を切って高いのに泊まるという手段が取れない)。ゲストハウスしか取れなかった。初めてのゲストハウス。ドライヤーはあるのか、タオルはあるのか、歯ブラシは???
部屋が相部屋なのは、仕方がない。仕事期間中は一般人に比しても早起きになるが、そこは断ればよいだろう。
ドキドキしながら初めての地での1日目が終わった。
倉庫
部屋は普段倉庫として使っているらしい。においもするし、ベットに埃が積もっている。机の上はタイルやら何か自分にはさっぱり想像のつかない物体が山盛り。ゲストハウスの人も、部屋の明かりをつけるリモコンとエアコンのリモコンを探しだす始末。
廊下というか、トイレのドアは開きっぱなし(閉められないよう固定されている)で、使い終わったシーツを貯める袋が置いてある。
部屋の中も使っていないベットマットが無造作に立てかけてあったり、洗濯機の上に荷崩れする程積んであったり。
そうはいっても、個室だ。やったと思ったら、今日だけで明日は部屋を変わらなくてはならないそうだ。それだと店開きが出来ず、朝パッキングしないといけないので面倒くさくが仕方ない。
朝が早かったのと、初の地での仕事と、初ゲストハウスの緊張からか、すぐに眠気がやってきた。
住めば都を地でいく自分には十分だったと言える。
共有スペース
残念ながら、倉庫個室は一日だけで、相部屋に変更と言われていたので、パッキングして、共有スペースへ行く。実は、他のゲストハウスに移るか、このゲストハウスにこのままOKかは、朝になって話すと言われていたのだ。
紹介してくれるゲストハウスは全て個室の代わりに風呂がないそうだ。今の時期、風呂がないのは困る。プライベート旅行ならいざ知らず、仕事なのだ。汗臭い匂いのまま仕事に行くわけにはいかない。近くに銭湯はあるとのことだったので、最悪そこかと覚悟はしていた。
すると、共有スペースで泊まるように言われた。22時まで時間を潰してくるか、もちろん部屋にいても良いが、客が来る間は、ベットを敷けない。20時ぐらいまでは、共有スペースにいるなら、客対応してくれと言われて仰天する。えええ‼︎
しかし、泊まる場所もないので仕方がない。驚きつつ、他に紹介してくれる方も訊いたりする様子を見て、「今日は4組だから20時で大丈夫と思います」と言われる。仕事から戻ったら、正直とっとと脱いで風呂に入ってさっさと飯食って寝たい。シャワーは他の部屋のを使ってもドミトリーだから驚かれないとゲストハウスでは通常だろうが、初めての者びっくりする事を言われる。
もう、宿を探してもらって移る気力もなく、承諾し、スーツケースは預かってくれるように頼む。
凄い事になったぞ。俺、出張後に鬱悪化するんじゃないかと思いつつも、深く考える事を放棄して仕事に向かった。
男女相部屋
20時まで時間潰気はさらさらなく、晩御飯と朝のパンを買ってゲストハウスに戻ると、奇特な人が部屋を代わってくれたという。共有スペースでないのはありがたいので、案内してもらうとなんと異性と同室‼︎
凄いぞ、その感覚。
なんかあったらどうするんだ。そうか、口コミとかゲストハウスの評価に関わるからそんな危険な事はないのか、それともゲストハウスでは普通の事なのか…
部屋が空いて良かった、いい部屋だと言われとりあえず共有スペースを使って何とかしてくれた事にお礼を言うべきかと悩む。
相客も承知しているのか?
自分が着いた時は、食事で出ているらしく、不在だった。
これ幸いと急いで着替えて、風呂に入った。
帰ってきた客も流石に驚いた様子で、時間潰しに共有スペースへ行ってくれ、自分は部屋に居座った。といっても、寛げる気はしない。
ややあって、戻ってきた相客に挨拶と、洗濯物をベランダに干したい事、明日の朝6時に目覚ましを鳴らす事の承諾を得た。
ママチャリで日本一周している外国人の相客と、お互いどう距離を保てばいいのか気まずいまま、自分から特に話しかけることもせず、話しかけられることもなく、さっさとベッドに入った。
翌日は台所スペースで早起きした自分は飯を食い、着替えた。相客は8時前に起きてきて、挨拶もせぬまま出立した。
翌1泊はその部屋に1人だった。
もう泊まらない
家族と共に、安くあげる旅行なら、こういうゲストハウスもありだろう。だがもう泊まる気はない。
チェックアウトは部屋に鍵を置きっぱなしでよい様だったが、一応共有スペースに行き、スタッフに挨拶した。
「また是非この地にくる時はご利用を」
と言われたが、さらさらその気はない。
10代に利用したユースホステルよりもすごくアバウトなゲストハウス。よくぞ耐えたと思う。
本日の落ち処
住めば都の自分の適応力が凄い。
なんでも経験と思って、今回のゲストハウス宿泊のなんやかんやを悪い記憶とは思わない。ただもう利用は避ける。
倉庫部屋、異性相部屋、共有スペース泊まり・なおかつ客なのに客への対応を求められるゲストハウス。
常識が違うゲストハウス。
凄いぞ!ゲストハウス。
初のゲストハウス生活を記録してみた。
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今日は寝て曜日にしようかと思ったが、出張精算書を作ったりして、そしたらヨガもする気になって、ブログも書けた。明日は病院なので、タイミングもよかった。が、病院で今回の出張の事(主に宿泊の事)なんていうかな。
加味逍遥散料朝晩2服、白虎加人参湯は食前3服。夜、デジレル25mg。
就寝前はセロクエル・ルネスタ3mg・ベルソムラ5mg。忘れず吸引。
(薬の自己調整許可あり)
2019(平成31)年5月28日(火)