ペットを飼う責任 高齢になってペットを飼う人
ペットを飼うからには、何があっても生きる
高齢者がペットを飼いだす
昨日、猫砂を買いに、ペットも販売している大型ホームセンターに行った。
大型カートを引いた70台半ばと思われる夫婦二人が、猫トイレを買っていた。
シートと砂と、トイレの形式とさっぱりわからない様子で、しきりと店員に訊いている。どうやら猫を初めて飼うらしい。ペットすら初めてな感じだ。
システムトイレと只の容器でしかないトイレ、違いと手入れとその他必要品。手間のかかり具合。
確かに、今猫ブームだし、猫は散歩の必要もないし、吠えたりしないし、可愛いし、老人と猫をテーマにした映画も出来たし、寂しさを埋めるのにぴったりだと思ったのかもしれない。
成猫を飼う訳でなく、仔猫を飼う様で、「運動が~」とか「体のサイズが~」とか店員が説明している。
猫は長生き
今の猫は長生きだ。完全室内飼いだと仮定しての話だが、20歳生きると思って飼う覚悟が必要だ。
女性が72歳として、92歳。入院もせず、寝たきりになっても猫の世話だけは出来なければならない。
平均寿命が延びたと言っても、その歳で猫を飼い出すのはその辺の事、分かってのことだろうか?
子供や孫と暮らしている様な会話は無い。(隣だったし、耳が遠い様なんで大声で話していたのと、場所塞ぎだったのと、此方も色々選んでいたのでつい耳に入って、気になって……)
高齢ペット
自分も20歳の猫の世話に週1通っているが、92歳の飼主は入院中だ。お子さんと言っても還暦過ぎの孫もいらっしゃる方と、自分を含めて3人のボランティアと4交代で世話をしている。
20歳の猫は水も餌もシリンジで与えないといけないし、オシッコの量も計らないといけない。毛繕いも自分で出来ないので、固く絞ったタオルで体を拭いてやらねばならない。トイレだって間に合わない事があるし、膀胱を絞ってやらないといけない。
老人の世話と同じだけ手がかかる。
可愛い仔猫はあっという間に人の歳を通り越して、老いてゆく。その覚悟があるのだろうか。
高齢者から救出されるペット
虐待された訳でも遺棄された訳でも無いが、世話が出来なくなって、救出されるペットは近年増えている。TVでも時々取り上げられる程だ。
ペットを飼いだして直ぐに自分が体調を崩し、世話が出来なくなる。子や孫が引き取ってくれる家ばかりではない。猫アレルギーだってあるし、生活スタイルも違う。ペットを飼うと、ペットに時間を割かなくてはならない。理解ある家族ばかりではない。
犬も15年は生きるし、先に書いた様に猫は20年生きる。
ペットを飼って、生き甲斐として健康で長生きを目指す気持ちは分かるが、「命を飼う」意識が少ない気がする。
自分を鑑みる
自分が死んだら家族が猫を引き受けてくれる。だが、彼等の死水は自分が取るのだと言い聞かせて、生きている。
もちろん、飼うにあたって、家族とも相談した上だったし、今いる猫達の前は犬が常に居たから、家族にとってもペットがいる生活が当たり前というのもある。
猫がいるから、元気にならねばとは確かに思う。猫のお陰で生きているのだと思う事もある。まぁ自分がこんなだから、人には厳しいのかもしれないが……
本日の落ち処
高齢の寂しさを紛らわす為、元気でいる為、ペットを飼いたい気持ちは分かる。
だがペットも人と同じ重さの命。
飼い続ける責任を持って、飼うべきだ。
安易に進める店側も考えるべきだが、飼う本人は自覚して欲しい。
今、猫カフェなど、猫犬に触れる機会や場所は多い。そういう所でお気に入りの猫なりを定期的に可愛がるという方法もある。
自分の親は犬好きだったが、70代の時に飼っていた犬を最後に、歳を考慮して飼っていない。その代わりに、時々我が家に猫を抱きに来る。来た時はもう猫にデレデレ。猫も可愛がってもらえて満更ではない。そういうペットとのつきあい方もある。
救出されるペットがいる事を、これから飼う人には知って頂きたい。
何だか説教臭いブログになって、申し訳ない。
ペットも命なのでね。
ちょっと思った事を書いた。
ペットも人と同じ命の重さを持っている。
飼う時は、ペットが虹橋に行くまで責任持とうぜ
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アローゼン今日も服用。
最近多いなぁ(・_・;
やはり最初はルネスタ1mgにする。過眠がルネスタの所為とも思わないが
一応可能性は排除するに限る。
吸引剤、なくなったら精神科で処方してくれるだろうか?また呼吸器内科に行かなくてはならないだろうか?
加味逍遥散料は昼晩2服、白虎加人参湯は毎食前2服。
就寝前にセロクエル・デジレル。夕食時にドグマチール50mg。
(薬の自己調整許可あり)
2019(平成31)年3月18日(月)