どうせ此の世は偽りばかり

双極性II型+対人恐怖症で引きこもりの「足掻き」徒然

留守電を消さない 鬱脱出の為の家族ルール3

留守電・メールを溜める

昨日「鬱中は、電話もメールも怖い」と書いた。電話繋がりで今日の記事。

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対人恐怖症

鬱時はもれなく対人恐怖症を併発する。鬱の度合いが大きい程、対人恐怖症も重症さを増す。

対面コミュニケーションだけでなく、電話・メールといった、顔の見えないコミュニケーションすら出来ない。

顔が見えないからこそ、余計に怖い。

電話恐怖症

自分から電話やメールをするのは勿論、着信・受信も怖い。

怖いから受けない。電話を取らない、メールの確認もしない。

重要であろうが緊急であろうが、もれなく無視。携帯の着信・受信音を聞くと、飛び上がる程びくつく。心臓が止まるかと思う程だ。

なので携帯のあらゆる通知はオフ。文字の通知すらポップアップされるのが怖いので、どんな形式の通知も切る。

酷い時は、電話線を抜いてしまい、家族に苦言を呈される。

溜まる留守電

留守電を聞くのも怖い。メールを見るのも怖い。

重度のコミュニケーション不能・社会不適応。

自分宛の留守電やメールはそのまま溜めておかれる。

留守電は上限の30件目一杯溜まる。メールも300通は軽く溜まる。

溜まった留守電を聞く

鬱の回復具合にあわせて、溜まった留守電を聞く。

最初は広告メールの削除から。

内容を確認しないといけないメールだけを残す。

今回は500通程溜まっていたので、1日100通と決めて削除しまくった。

メール確認出来るようになって、1週間後に漸くメール内容を読む。

コレもどうでもよさそうなのから順に。仕事関係など、重要度が高いもの程ハードルが高く、後回し。

「重要な案件から先に」という物事の処理の仕方とは逆に進める。

今回の大鬱では、留守電を聞く事が出来たのは、3ヶ月後からだ。

恐怖心と闘いつつ、再生ボタンを押す。

留守電は順番に聞くしかないので、メールより後になる。いきなり重要案件に当たって、どう処理すればよいか頭が回らず、鬱悪化という事態を避ける為だ。

留守電が聞けないのに、電話に出れる訳はない。

段階を踏んだ、ソーシャルスキルレーニング(SST)だ。

家族の忍耐

家族は、常に留守電状態にし、電話がかかってきても、すぐには取らない。家族向けと分かった時点で電話を取る、という手間をかけている。自分宛のに出てしまって、伝言を受けるのを避ける為だ。かかってくる電話を取らず、留守電状態で先ず聞く事を強いられる家族には申し訳ない。

信用喪失

電話にも出ない、留守電も聞かない、メールも見ないのだから、社会的信用を一気に失う。

今回は「死んだと考えるしかない」とまで、仕事先から言われた程だ。

留守電を溜め、家族が処理しないのは、自分で自分の疾病が引き起こす問題を認識する為だ。

今まで中々改善されていないが、「体調が悪く休む」と最初に連絡出来た。全くしないよりも、遥かにマシだ。前年の大鬱では、一切連絡しなかったのだから。

更に、1ヶ月毎にでも状態を連絡出来ればここまでの信用失墜は無かった。

終わった事を悔やんでも仕様がない。この先のまた来る鬱時に活かす為に、こうして考察・記録している。

本日の落ち処

留守番電話やメールは、自分で処理するまで溜めておく。

自分の症状が引き起こす社会的信用失墜を認識させる為。

対人恐怖症で見失った、ソーシャルスキルを再度訓練する為。

全ては、次回以降の鬱落下に活かせる様に。甚大な被害を失くす為。

残念ながら、また鬱には確実になるのだから。それが双極性障害の宿命。

自分の症状の酷さを認識する為、自分宛の留守電を家族は消さない。ただ溜めるだけ

片手で顔を隠して、「もう、ほっといて」という猫

 

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            2019(平成31)年3月12日(火)

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