買物リハビリ 鬱からの脱却10日目
買物でリハビリ
外出訓練
起床後は、自室から出て過ごす事が出来るようになり、通院もきちんと行っている。
病院関係者は、自分が精神疾患で状態が悪いことを当然知っているので、どんなに汚かろうが、身だしなみに気を使ってなかろうが、寝巻きで行こうが構わないところがある。
もちろん病院もそれなりに身繕いして行くのが良いに決まっている。
だが顔を洗ったり、服で悩む事がハードルになって、病院行かない可能性がある自分。まずは「病院に行く事」が第一優先事項で、入浴も含めた身嗜みは甘えている部分がある。
「社会へ出なければ」とは思っているので、病院以外への外出訓練を段階的に行う。
買物リハビリ
まずは、病院帰りにスーパーに立寄り、買物することから開始。
買物リハビリのポイント
- 病院の帰り道にある
- 行き慣れた店である
- 買物リスト持参
- 商品を選ばない
- セルフレジを使う
①病院の帰り道にある
通院以外に外出日を増やすと、ストレス過多で行かなくなるので、「帰り道にある」スーパーというのが大事。
店員や客と交流はしないが、「臭い」と注目されると次から絶対行かなくなるので、通院の前日は入浴する様になる。
幸い冬なので、帽子にマスクでコートを着れば良い事にして、服装はとりあえず後回し。
②行き慣れた店である
棚の位置もよく知るスーパーに、通院帰りに立ち寄る。
商品を探して、ウロウロすることは不安に繋がるので、「何処に何があるか」知っている事は大事。見つけれられずに「店員に声をかける」事が最初から起こらないように為にも重要。
滞在時間を兎に角短く、素早く。
③買物リスト持参
買物リストは必須。
余計な物は見ない。
「冷蔵庫に何があって、アレがない」と思考するほどまだ頭も回らないというのもある。悩んでいると、人の邪魔になっているのでは……などと不安に落ち込む事もあるので、それを防止する意味もある。
買い忘れ防止にもなる。
買い忘れは「自分はダメだ」などと、自己否定に繋がりやすいので、対策する事が大事。
④商品を選ばない
どれが新鮮か? 安いか?などと選ばない。
これも先ずは短い滞在時間から始める為で、最初は「安くて良い買い物」は目指さない。兎に角「スーパーに行く・買う」という行為が出来る事が大事。
リストにある物を「パッと行って、パッと取って、パッと買う」これを目指す。
⑤セルフレジを使う
対人恐怖症だから、兎に角徹底して「人と交流する」のを避ける。
まずは、「不特定多数の人間の中に行く」事に慣れるのが先決。
支払いでもたもたしても「イライラさせているのではないか?」という不安を持たずに済む事は大きい。
セルフレジが出てきて、広がってよかったと本当に実感する。
段階を追って
リハビリだから、最初は兎に角滞在時間短く、人と接せず。
慣れてきたら、段階的に店員に訊いたり、有人レジを使ったりして人馴れしていく。
商品も、安かったり新鮮な物を選んだり、比較したり。
物を見て、献立を考えながら買ったり。
試食はなかなかハードルが高すぎて出来ないが、2ヶ月半経った今では、レジの人と会話したり、関係ない物を見て回ったりというところまで来ている。
何事も全て一緒くたに実行するのではなく、少しずつ段階を踏んでいく事が効果あると実感している。
本日の落ち処
食料品の買物は家事が出来てる自信になるし、家族にも役立ってると自己肯定感を持てる。ただし無理は厳禁。
何より、2ヶ月自室に1人引きこもって生活し、家族とも漸く交流出来るようになったばかりなのだから。
「初めてのお使い」より簡単な買物から始める。
買物は外出リハビリに最適
買物リスト自体よく忘れるんすよね(^◇^;)
確定申告書、今日出来るつもりだったら、分からないところが結構あって…orz
税務署行くか……
◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇
昨晩宵っ張りだったが、なんとか猫達のお陰で起きれた。
昼近かったので、今日は2食。
加味逍遥散料・白虎加人参湯は毎食前で2服。自然気象による「ゆれ」には漢方薬がよく効く。
(薬の自己調整許可あり)
2019(平成31)年2月19日(火)
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