どうせ此の世は偽りばかり

双極性II型+対人恐怖症で引きこもりの「足掻き」徒然

窓を開けて風を通す 鬱からの脱却7日目

吹き抜ける 風に体を 晒すれば

                       心の澱も 飛ばされし冬

部屋も心も換気

窓を開ける

起床時に、カーテンを開けるのが身について4日。レースカーテン越しに降り注ぐ明るい光が温かい。外の世界を直に見たい気がして、窓を開けた。

9月末に引き篭もって、今は12月。夏だった世界は秋を飛び超えて冬だ。

びゅうと吹き込む風は、冷たいながらもどこか太陽の暖かさを感じさせる。

冬の向かい風に、思わず瞼を閉じる。

びゅうびょうと風に身を晒しながら、「冬」を肌で、耳で、全身で感じる。

日本海側気候の冬風は厳しい。閉じた眦から、涙が滲むほどだ。

それでいて、太陽の熱も感じさせる風。絶妙な味付けの料理の様だ。

寒くて強くて、でも暖かくやっぱり厳しい。

複雑な感覚。

空気を入れ替える

2ヶ月強、閉め切りだった部屋に外から風が吹き込んでくる。

所謂「部屋の換気」なのだが、空気が清浄になっていく感じだ。

自分の体臭だか、諸々不潔な部屋の臭いも薄まるのは良いが、生暖かい気温がグッと下がる。鳥肌が立つ。

鬱のぼんやりした脳と同じく、ぼんやりしていた部屋の空気が引き締まる

「酸素なんかも閉じた部屋は足りてなかったのではないか?」

と思うほど、部屋に新鮮な空気が満ち満ちていく。

心の中も刷新

部屋の空気が入れ替わる様に、心も風がさらっていく。

冷たい風に身を切られるのは、まるで禊で水をかぶったみたいだ。

そう、禊だ。

身に心に、沁みついた澱を風が払っていく。

清浄というと烏滸がましいが、暗く思い心の錘が少し軽くなった気分。

肌も、寒さと風で鳥肌が立つほど刺激されている。

身体の刺激は脳の刺激だ

きっと久しぶりの刺激で、キリキリ神経伝達物質が分泌されて、脳はフル稼働しているのだろう。

鬱で足りていなかったセロトニンドーパミンも放出され出したのではないか?

心の奥底まで、風が吹き込んでくる。

風を感じる。心で身体で

自己嫌悪や自己否定、外界への拒絶心まで、風が少しずつ吹き飛ばす。

風が自分の心と体を押し出す。

内から外へ。自室から部屋の外へ。閉じこもった世界から、開かれた社会へ。

風に背中を押される。

そっとではない、かなり力強く。

本日の落ち処

太陽の光と、北風に促されて、また一つ鬱から抜け出す。

どうやら自分は「北風」も「太陽」も両方必要だったらしい。

部屋の空気を入れ替えて、序でに心にも風を通して

汚れた澱んだ空気と重苦しい心を、風が浚っていく。風に心を軽くされ、背中を押されて歩き出す。

窓を開けて風を入れれば、部屋だけでなく心も換気される。重い澱が吹き飛ばされ、心が軽く明るくなる。

窓を開けて、風を入れて、心の換気をして一歩踏み出す

2匹の猫が並んで「どこかなぁ」と窓から外を見ている

今日友人と会ったので、また筋肉痛になるのではと心配で、先に湿布を貼っておくか。過眠も心配。

応募していた求人先から連絡があった。面接はもう少し先にして貰うか。応募しておきながら、不安。

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7時に起きれた8時間睡眠時の睡眠グラフ
朝7時に起きれたことが、僥倖。

あまり継続することを意識しない様に。

気温の変動が激しいので、加味逍遥散料は朝晩の2服。効き目実感出来るので、頼りにしてます。白虎加人参湯は毎食前で3服。デジレルドグマチールセロクエル・吸引は就寝直前に。

                   (薬の自己調整許可あり)

          2019(平成31)年2月18日(月)

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