どうせ此の世は偽りばかり

双極性II型+対人恐怖症で引きこもりの「足掻き」徒然

美味しいものが食べたい 鬱からの脱却1ヶ月後

食欲と鬱

大鬱の間に歩行困難になった。精神科の主治医に「脳神経外科へ行け!」と言われた1ヶ月後、重い腰をあげてようやく脳神経外科を受診した。

その帰り道、「美味しい物が食べたい!」と強烈に思った。

鬱期の食欲減退

鬱期に食欲減退する人は多い。味覚が分からなくなるからかもしれない。

自分も、鬱期ではまず食欲がなくなる。

減退するというより、綺麗さっぱりなくなる。「なんで食べないといけないんだ」と食べる意味を考え、その答えが見出せずに、食べないという選択をする。ツレが低血糖症を怖れ、食べる様にとは促してくるが、「食べる意味」が解らない自分は食べない。ツレの心労を思うと申し訳ない。

今回の大鬱では、砂糖を舐めて過ごした。

自分でも驚く程の、酷い状態だ。入院中なら間違いなく栄養点滴か、鼻から管を挿し込まれ、胃に強制注入される。

当然、すぐガリガリの骸骨状態になる。布団に横になっていても、腰骨や大腿骨が当たって痛い程だ。

過食とのループ

流石に不味いと思い食べてみるも、満腹中枢が麻痺しており、過食になる。

食べ出すと、どの位食べればよいのか解らない。腹が膨れる感じもしないから、かなりの量を食べる。3人前とかペロリだ。

結局、今まで空っぽの胃袋に突然大量の食物が送り込まれて、腹を壊す。所謂「胃がびっくりする」というヤツだ。胃だけでなく、腸など消化器官も今まで動いていなかったのを、活動させられて容量オーバーになり、ダウンする。

そしてまた食べないという悪循環。

味覚

『鬱期の睡眠サイクル』の「⑤過眠」時期に、漸く体重を戻すべく、食べれる様になる。が、味覚は戻っていない。
www.work.kameneko.work

 味覚は食欲と密接に関係する様だ。友人が咽頭癌で手術後、味覚がなくなった。味がしないと、食べれないそうだ。友人も栄養点滴や経鼻経管栄養の世話になり、その辛さ(嫌さ?)から、味もしない食物を根性で食べたそうだ。

因みに、友人の味覚は今8割戻ったそうだが、最初に戻ったのが「酸味」で最後が「甘味」だそうで、「成る程体に悪い物へのセンサーとして、最初に酸味か。甘味は必ず必要(脳の栄養はブドウ糖)だから、無くても構わんという事か」と味覚について個人的に興味深く聞いた。

話を戻すが、この頃の自分の「食べる」は、味や食欲というより「身体の為に食べる」という義務的なものだ。味も感じない、「食べたい」とも思わない、機械的に食べるのだ。

美味しいものを食べる意味

突然「美味しい物が食べたい」と思った事に、自分自身で驚いたし「そう思える様になったか」と自分の快復を感じた。

「美味しい物を食べたい」というのは単なる食欲とは少し違う意味がある。

好きなものが食べると脳の中にある神経細胞が強く刺激を受けることによるのです。これから、脳の様々な部分に命令が行くことによって、様々な行動欲求のモチベーションを高めてくれる

引用:美味しいものを食べると脳は喜ぶ

今回ブログを書くに当たって、上のページを見つけた。

モチベーションがない状態が鬱だろう。だから「美味しい物を食べたい」のは「モチベーションを上げたい」と無意識の脳の指令なのかもしれない。

食べることにより積極的に、満足を幸福感を得る為に。

本来、自分は食べるのが好きだ。

美味いものを食べれば、美味い酒が飲みたなるし、美味い酒を飲む為に、料理にこだわったりする。料理も酒も美味いなら、食器もそれにあったものを使いたい。そういう人間だ。

「美味しい物を食べたい」欲求は、生活の質を高める大きな原動力という事か。

本日の落ち処

美味いものには力がある。気分を上向きに、モチベーションを上げてくれる

ちょっとした幸福感だって、味わえる。

単なる食欲より、一歩踏み込んだ欲求。

美味いものが食べたい

「食物繊維は大事!」と猫草を前に口を開ける猫

確定申告に、このクラウド会計を使って、楽だった。手書きより綺麗に出来るし、来年以降も使えるし。

自分は無料版でOK!無料版は財布的にも助かる(実感)

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12時間睡眠時の睡眠グラフ
久しぶりに昼まで寝た。この事をうだうだ悩んだりしない。たまにはいいじゃないかと言い訳してみる(^◇^;)

昨晩から、鼻水が止まらず「来たか⁉︎花粉症」。白虎加人参湯に加えて、アレロック。できれば1錠で抑えたい。

加味逍遥散料は1服でいいか。デジレルセロクエル・ルネスタ2mg。

ネスタ1mgにしようかとも思うが、まだ勇気が出ない。2回に分けて追加してもいいのだが、なるべくさっさと入眠したい。

空気が汚いので、吸引を忘れずに。

                    (薬の自己調整許可あり)

          2019(平成31)年2月24日(日)