退職する権利
会社は辞めたいけど言い出せない
退職代行サービス
自退職代行サービスというものがあるらしい。
最近、ネットで知った。
自分は去年退職したが、退職手続のあれこれが、鬱の原因になる程ストレスだった。どうやらそういう人間は、自分だけではないし、精神疾患者だけではないらしい。
普通の人が「言い出しにくい」なんて理由で利用するそうだ。
座談会形式の『利用者の声』をみてみると、「体調を崩し、鬱傾向で人と話すのが嫌な状態」だったので、退職代行サービスを利用した人がいた。
といっても、こういった「精神疾患より」の人は少なく、普通の一般人が自分で退職手続きをせず、代行してもらっている事実には、驚かされる。
料金は正社員で5万円。安いかどうかは、気持ち次第。
もし、自分が退職を考えた際に知っていたら、かなり悩んだ事だろう。
しかも「親・家族にはバレないように」という依頼も出来るそうな。離職票もくれる。
そして申込はLINEでOK。
人と直接話したりする必要はない。
何というか、ここまで人間のマナーは退化したのかと思いもするが、ブラック企業なんてものも話題になるご時世だから、勤め人だけに仁義を求める事はないのかとも思う。
それにしても、いかにも現代のサービスといったところか。
年間800万人近くが離職しているそうなので、市場としては大きい。
しかも今の社会は、リアルコミュニケーション欠如の一面があるから、的を得たサービスと言えるだろう。
それにしても、自分の様な極度な対人恐怖症の人間の様に、会社に一言もなしにそのまま消える事が出来るシステムは、労働者の価値を低くしそうで怖い。AI技術の進歩により、職場を失う可能性も話題になる今、働き手が人間である必要性をますます失いそうだ。
会社も代行サービスによる退職手続きをされて、本人に連絡取らないから凄い。まぁ着信拒否・ブロックしているとか利用者が言っていたから、連絡したくともつかないのかもしれないが。
そう考えると、自分は対人恐怖症で病気が重い状態で、よく退職手続きの為に上司にあったり、郵送のやりとりしたり、最後には挨拶に行ったな。褒めてやっていいのかもしれない。
私物は会社に処分を依頼したから、そんな偉そうな事は言えないが、少なくとも自分自身で連絡を取った。だから、会社に置きっ放しだった物で結構大事な物があって、「それがあれば」と今でも思う程だが、何は返してくれとか、言える状態ではなかったし、処分するのも金がかかるのに、引き受けてくれた会社には、有難いと思っている。
本日の落ち処
退職代行サービスがある今、社会の退職へのハードルは低くなるのだろう。そして会社の中での人づきあいも希薄になる。
なんだか、薄っぺらい人間関係。
嫌な事はやりたくない。そんな「我儘」がまかり通る社会。
そうは言っても、自分の様に病気とか、精神疾患で人とコミュニケーション取れない人だとか、ブラック企業に勤めている人にはとても助かるサービスだ。
サービスを使う人間が、その人となりを問われる時代なのかもしれない。
希薄な人間関係の社会。
そんな感想を感じた、退職代行サービスだ。
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いよいよドグマチールは減らすべきだろう。鬱今は酷くないし。
明後日、久々にがっつり仕事するから、その翌週も1週間仕事が入っているから、油断は出来ない。慎重に。仕事してると、軽躁気味に傾く可能性もあるし、その後どっと鬱になるかもしれないし。
ドグマチールはヨガ後100mg、夕方どうする?
加味逍遥散料は朝晩2服、白虎加人参湯は食前3服。
夕食後にデジレル25mg。
就寝前はセロクエル・ルネスタ3mg・ベルソムラ7.5mg・吸引。
(薬の自己調整許可あり)
2019(平成31)年5月18日(土)