どうせ此の世は偽りばかり

双極性II型+対人恐怖症で引きこもりの「足掻き」徒然

震度6の地震でもパニックにならない日本人

1月3日、熊本で震度6弱地震が発生しました。お住いの熊本県・九州各県の方々にお見舞い申し上げます。一日も早く日常生活が送れる日が来る様、祈念しています。

 

自然災害における日本人のメンタルの強さ

 

昨夜ニュースで知った、熊本の地震発生。震度6など「非常に大きな地震」な気がする。

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だがニュース映像からは、ただ静かな夜の町の光景が流れてくるばかり。時折緊急車両の赤色回転灯が色を添えるだけだ。

アナウンサーが読み上げる被害情報からも、パニックになった住人がいるだとか、町は喧騒に包まれているといった事は何もない。

加えて、震源地である和水町では、本日予定通りに成人式が挙行された。

まだ仮設住宅が建ち並ぶ熊本で、更に大きな被害が無いような様子に安堵しつつも「日本人のメンタルの強さ」をしみじみ感じた。

 

こういった日本人の態度は、阪神淡路大震災や哀しくもそれ以後うち続いた大災害の度に、国内海外メディア等から取り上げられきた。

 

怒号もけんかもない 「強い国」

被害の中でも規律保ち、冷静で礼儀正しい

略奪や暴徒化もしない

 

その理由として、

国民性で、社会の強固さ

民意の高さ、秩序維持の良識の表れ   

自分勝手な行動を取らない社会

「和」の文化       などなど

 

自分は昨夏、ある講演を聴講したのだが、印象に残ったのは

日本人の死生観は、災害の多い自然環境に醸成された」という事だ。

 

四方を海に囲まれ、火山を多く擁する日本は、台風・津波・噴火・地震等々数多くの天災に曝されてきた。

自然の前では、一人間の命など逆らいようがないのだと悟らざるを得ない。

それでも生きていくのだ。だって生きる物だから。

 

自然の力には逆らえない。天災など珍しい事でもない。

騒ぐなど無駄なことに労力、心を費やすことに意味は無い。

その余力は生きる事に向けた方がよっぽど役に立つ。

この様な自然に対する考え・態度が、我々日本人の遺伝子に刻み続けられてきたのではなかろうか?

それが日本人の天災に対するメンタルの強さとして残っているのではなかろうか?

 

数多遭遇する天災に、ボロボロになる様な弱い心では、生き残れない。

種は強く優秀な個体を残す事で、種として生態系の中で、生き残れる。

こうして今有る日本人は、災害時に冷静に対応出来る強いメンタルが備わっている。

日本人が天災に強く、冷静に対応出来るのは、哀しい歴史の積重ねのお陰だ。

顔も知らない先祖達が、この国土で生き残っていける能力を遺してくれた。

有難く、必須な力だ。

 

翻って考える。

自分の弱く傷つきやす心、脳を思ってしまう。

こんな社会に適応出来ない自分の遺伝子は、淘汰されていくのだろう

それが人類の発展の道なのだろう。

それとも強くあり続ける人々への反面教師として残っていくのか?

 

何だか今晩も苦くなってきた。

ついでに、自分の知ってる範囲で自然災害に際してパニックを起こしたりする精神疾患者はいない

やっぱり日本人だしな。

 

日本人の天災への精神力の強さは、生き抜く為だ

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睡眠データを観るに、昨晩の自律訓練法はかなりというか効果メチャクチャある。そこまで擬似睡眠状態に入っておきながら、何故入眠出来ないのか?

データを久し振りに主治医に見せて、相談するか?

昨夜は0時にベルソムラ1/3錠追加した。明日は午前中に必ず起床しないといけない予定があるわけでも無いし、今夜は最初からベルソムラ2/3錠飲んでみるか?

                    (薬の自己調整許可あり)

            2019(平成31)年1月4日(金)