『通勤ジム』広告に思うこと
礼儀を亡くした日本人
『通勤ジム』
ガムを噛みながら歩くと、歩行速度が上がるらしい。早歩きになれば、運動量が上がり、脂肪消費が増えるのは、素人にも理解出来る。
通勤は毎日の事だから、その時間をスポーツする時間と捉える通勤時間スポーツメソッド。
運動習慣をつける為と、ガムの売上UPの方策。
賛同しない広告だから、あえてリンクは貼らない。
噛みながら歩く
「噛みながら歩くな」
と躾けられた。物を食いながら歩くのは、だらしないと教えられた。
TVや小説など作り物の世界でも、何かを噛みながら歩く連中は、よろしくない素性であるとの表現手法だった。
ガムは食べるのではないと屁理屈を言われるが、口に物を入れて噛んでいる事に違いはない。
最低限の礼儀だと思うのだが。
見た目の印象
美人や可愛い女性が、ガムを噛みながら歩いていたら、幻滅する。
イケメンや男前であれば、評価はダダ下がる。
「お行儀良くない」
というのは、恥ずべきものだったのではないのか?
仕事の相手先担当者が、ガム噛んで歩いていたら、担当外してもらうか、取引やめる。
「何処で誰に会っても恥ずかしくない」というのが大事にされていたのではなかったか?
自分の感覚が古いのは百も承知だが、そういう問題か?
日本人の礼儀感をぶち壊す思惑か?
スポーツ
ウォーキングやジョギング中の人にならば、特には思わない。昔はスポーツ界ですら、「ガムを噛む外国人選手」が物議を醸したものだった。
「通勤もスポーツ」と言いたいのかもしれないが、スポーツウェアではなく、スーツ着ているから、やはり馴染めない。
運動習慣は健康増進には確かに必要。
通勤を早足で歩く。一つ手前の駅・バス停で降りる。などは昔からよく言われてきた。その延長として、企業が今回の『通勤ジム』を打ち出したのか?
ゴミ箱も、今の社会は街路に設置数が少ない。
ガムを捨てるタイミングが見当たらなかったり、ながらで噛む人間は増える。公共交通機関内でもガムを噛む人が増えるだろう。
本日の落ち処
いつの日か、ガムを噛み歩きする勤め人で日本は溢れかえるのかもしれない。
インバウンドなどとほざいているが、そんな日本の風景を見せるのかと思うと、日本人として恥ずかしい。江戸末期の開国の際、日本を訪れた外国人達が褒め称えた日本の礼儀正しさとは真逆。
だらしない日本人。
日本人の礼儀は亡くなったらしい。
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就寝前のセロクエルが増えた。鬱の中で不安定な状態が続いているからな。
隣人に「生活時間帯が変わりました?会わなくなりましたね」と言われた……
鬱で引きこもってたからな。
ドグマチールは日中に。
加味逍遥散料朝晩2服。白虎加人参湯は3服。アレルギーはお陰で漢方薬のお陰で落ち着いている。
(薬の自己調整許可あり)
2019(平31)年3月7日(木)