琴電がいい感じ
高松では琴電に世話になった。
なんだか懐かしい感じのする車内。自分の幼い頃の地元電車や路面電車に雰囲気が似ているのだ。
緊張する初めての地への出張だが、それだけでも気が休まる気がしてくる。運転手は、狭い席でもきちんと指差し確認をしている。その姿にほっこりする。
自分は幼い頃、電車の運転席を覗くのが好きだった。週末親に連れられ、電車の先頭車両に乗り、運転席にかぶりつく。親は手がかからないので、よく週末は電車に乗りに行った。
車掌さんから覚えられて、可愛がられたらもした。
運転に集中するためのブラインドが降ろしてあったら、「開けてください」とドアを叩いてせがみもした。
今考えると、なんと恐れを知らないというか、人怖じしなかった事が驚きだ。
扇風機の回る車内。路面電車ではないが、何両も編成しているわけではない小ぶり感。懐かしさを感じる。車窓も似た感じがに思えてくるから不思議だ。
やはり橋脚が見えたり、海が見えるとワクワクとテンションが上がる。昨晩は、久しぶりのくっきり複線思考になって軽躁だった。橋と海とうどんのせいだろう。今日は落ち着かないとこまる。
そうは言っても海を見ればわくわく。今日も隣の窓側の客はブラインドをきっちり下まで閉めていた。海を見る気にならないのか?日頃通っていて、見慣れているからか?
何にしても勿体無い。
方向が違えば、見えるものも違ってくる。坂出から児島間は大いに海を楽しんだ。川崎重工の巨大クレーンに想像が掻き立てられる。
仕事はさっぱりで申し訳ない感じだったが、琴電とマリンライナーに乗って、そんな暗い気持ちは何処かに霧散してしまう。
そうはいっても反省と戒めは大事なので、業務日報を打って、仕事のダメさ加減を確認する。
成果がさっぱりだったからか、早く上がれた。それを有難いと思い、次の仕事先への移動中、これを書いている。忘れ物も結構していて、スマホ用バッテリーは持ってきたのに、バッテリーを充電するケーブルを忘れた。6日間のもの期間の出張、バッテリー自体が無くなる。
何のために持ってきたんだ。相変わらずの自分。
雨が上がってくれたからよしとするか。スマホ買い換えないとダメかなぁ。仕事の連絡で必須だし、こんなにバッテリーが持たないのでは話にならない。
なんてつらつら考えてたら、上陸した。そんな出張の一日。
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夕食後にデジレル。やや食べすぎ。就寝直前にセロクエル・ベルソムラ・ルネスタ。
ドグマチールは朝100mg、夕方50mg。白虎加人参湯は食前3服、加味逍遥散料は朝夕2服。
△34分43秒